千葉に自然と融合した手作りの宿泊ログハウスがあると聞いていってきました。この場所余り知られていないんだけど、全部の施設がオーナーの手作り。建物と自然の融合は見事にマッチしているんだけど、家の間に隙間が開いていたり(パテで埋められている)とツッコミどころが満載なのも面白いところ。1人だと一泊5000円、夕食2000円、朝食1000円。どうせなら全部体験しようと言う事で朝食&夕食付き8000円を支払った。8000円ね。つーかこの値段なら全然安くないじゃん。素泊まりなら普通と言う感じ。車は各ログハウスの隣に停車できます。
そんなに田舎な場所と言うわけではないし、カーナビにひっかからなかったため来るのに手間取った。ローズマリー公園と目と鼻の先にあるので買出しはそこですね。なんか陸の孤島にあるという感じだし、自販機も何にもない場所なので、素泊まりには買出しが重要なポイントなんですよね。
到着したら、期待以上なので驚いた。これほどとは・・・。見た感じ廃墟村という感じ。中どうなっているのか凄い心配だわ。
受付。なんというか手作りな感じが漂ってきて、オーナーから宿泊する前に部屋の中を見ないか?と聞かれました。どうやら、この雰囲気だけで警戒して帰ってしまう客もいるとか。その気持ちよくわかるけど(苦笑)。まぁ珍スポットハンターとしては、かえってそそられるわ。是非とも体験してみる必要はありますな!
で、あてがわれたのがこの部屋。コテージ形式で建物の隣に車を停車できます。ドアの前は、ミシミシ揺らいでいるし。思わず鍵を落とした。鍵についている貝が目印で見つけ出すことができた^^
鍵は簡易なもの。100円ショップで売られているような鍵なんだけどまぁいいか。中はどうだ?
内部はこんな感じ。案外綺麗じゃないか。でも床に人工芝が敷いてある。これ、掃除の仕方が掃除機オンリーになるために清潔感に欠けるんですよね。ごびりついた汚れがどんどん溜まっていくと言うか。まぁ仕方ないか・・・。ペットと泊まれる宿だそうで、想像しちゃいけないんだろうけどやっぱ気になるわ。
壁には絵が飾ってあります。
2Fはロフトなんだけど。布団でぎっしり。2Fに寝ようと思ったのですが無理だとわかりました。1Fにセルフで布団を敷くしかないですよね。ただ人工芝に布団を敷くと言うのも衛生的ではないなと。
お風呂とトイレ。基本的な宿泊施設はちゃんとそろっています。手作り感が強いですが。
窓の外はビニールハウスなんですよね。景観は期待できません。
室内からの鍵は、簡易なもの。これも100円ショップで売られているようなものです。防犯的にどうかと思うんだけど、まあそういう事を考えないのもロハスなんでしょう。
暖房はファンヒーター。冷房は壁に備え付けのエアコン。
冷蔵庫、温水ポッド、そしてラジカセ。ラジカセって、今の時代にカセットテープで音楽を聞いている人いないでしょうに。ラジオも旅行先の部屋で聞く人今時いるのかな?テレビないと無性に見たくなる。
丸太で組み合わされたログハウスなんだけど、隙間にシリコンパテで穴埋めされている。
風呂は井戸水。雨の影響か多少泥が混ざっていて、これで体洗うのに抵抗あるわあ。田舎でもないんだから水道を引けばいいのにと思うんだけど、ちなみに水道の水は冷蔵庫にボトル提供されています。部屋に通じてる水は飲めないので注意。洗い用にも適さないと思うんだけどね。いまいち洗った気がしない。
布団は自分で敷くんだけど、この衛生環境のなかでちゃんと洗っているのか心配ですわ。口コミでは夏に虫の発生が凄かったらしいけど、ダニとかちょっと心配。気にしだしたら、少しかゆくなった気が・・。
こうしてみるとスタジオジブリのアニメに出てきそうな世界観ですね。遠めにオランダ風の景色が見えるし、そこはローズマリー公園だったりする。部屋でやる事がなかったので、ローズマリー公園で時間を潰していましたわ。
バーベキュー施設があるので、夕食はバーベキューという選択もありです。
とにかく、屋根が凄い。サボテンやら花やら草木が生い茂っていて、自然と一体になった家の姿がそこにあります。
さて夕食です。夕食2000円、朝食1000円と高いのですが、口コミの評判が良かったので朝夕ともに頼みました。
オーナーが予約していた時間きっちりに届けてくれる。お洒落なバスケットに入って熱々の状態。思わずテンションが上がりますな^^
メニューも凝っている。シイラとか、クロシビカマスとかの地元海産物、イワシやマグロ、メアジの刺身、天ぷらなど、思った以上ですねこれ。ある場合もあるという、サメが入ってなかったのは残念だけど、美味しいしお腹いっぱいになりました。
バーベキューの場所はライトがついているので、夕食を選択しなかった人はそこでバーベキューもあり。
さて朝食。
あれ?小さい・・・。直感的になんか嫌な予感がする。オーナーは凝り性な反面、ログハウスの壁に穴が開いていたり、いろいろ雑な面があるという2面性を持つんだった。もしかして、その悪しき側面がここにあるのではないか?朝食=軽い食事だと考えてないだろうか?
1000円なんだぞ。ステーキガストでカレーと野菜食い放題+ステーキが食べられる値段だし、平日700円程度でココスの朝食バイキングが食い放題の上を行く値段なんだぞ。と思って、蓋を開けたら予想が的中してゲンナリ・・。
なんじゃこりゃ? と絶叫・・・。これで1000円はないわ。わざわざこのログハウスでレンジでチンの珍料理が出てくるとは思わなんだ。
ミートボールやシュウマイ1個それぞれに1カップずつ。シャケやハム、鳥のから揚げ、オレンジ、卵、小さなゼリーがあるぐらいで圧倒的に少ない。で、なんで少ない面積なのに、カップに料理を収納しているわけ? 納豆なんか、わざわざカップに合わせて一般的な量より少なくなっているし・・・。
シュウマイなんてそのまま置けばいいのに、わざわざカップに収納しているのは、ハッタリを効かせつつ面積を埋めるための苦肉の策かよ? 夕食にもビジネス料理1000円とあったんだけど、頼まなくて良かった・・・。これと似た食事が出ていたら、酒が入っているからわざわざローズマリー公園にまで歩いて買出しに出かけなければならなかったわ。2000円の夕食と1000円の朝食では天と地。オーナーの2面性をそこに見たという感じですな。なんだよこのギャップ・・・。ちなみにビジネスの朝食500円というのもあるんだけど、もしかしてこれの半分とか?・・・今となっては、怖くて頼みたくないですな。
まあいいか。このログハウスで天井を眺めていると、そういう小さなことは忘れよう。そんな気がしてくるのが不思議。
凝っていると言えばこの照明。手作りなんだけど、なかなか綺麗だわ。
総論:最初は面食らったログハウスなんだけど、慣れていくうちに親しみがわいてきましたわ。ただ、ペットも可なのでペットがこの人工芝を歩き回っていたとか、泥の混ざった風呂とか考えると衛生的に引く部分がありました。オーナーはガッツ石松と実写版ドカベンのドカベン&殿馬と一般人3人を同時に煮込んでケンドー小林をフリかけたような人物(なんのこっちゃ?w)。ピュアな部分がいろんな面で2面性となって現れているんでしょう。拘っているけど、適当。そんな禅問答のような空間がこのログキャビンナチュレなのかもしれないです。大人200円子供100円で紙芝居を上映(多分部屋に赴いて)するそうなので、家族連れなら紙芝居楽しめそうですね。
珍:★★★★☆
安:★☆☆☆☆
【ここは東南アジア?!】南房総の自然と共生する原始の珍スポット ログキャビンナチュレ⇒こちら
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